浜松注染・遠州綿紬 2017

第2回 浜松注染・遠州綿紬
「いとへんのまち」
https://itomati.jimdo.com
「浜松注染」「遠州綿紬」のイベントに行ってきました。

最新の浜松注染の反物が並び、注染の実演も行われていました。

生地に型紙を置いて糊で防染し、重ねた生地の土手で囲まれた内側へ染料を注ぐことで、鮮やかに柄が染め上がります。注染の一連の工程は一見の価値があります。

浜松注染は浜松浴衣の歴史と深く結び付いています。東京と大阪が中心だった浴衣の生産は、大正12年(1923年)の関東大震災を機に、東京の職人たちが水資源の豊かな浜松へ移り住んだことで、新たな浴衣づくりの拠点となりました。

注染(ちゅうせん)は「注ぎ染め」とも呼ばれる日本独自の染色技法で、表裏を同じ色に染めることができ、にじみや色の重なりによって美しく鮮やかな風合いが生まれます。

遠州綿紬は、江戸時代末期に農家の冬仕事として始まり、100種類以上もの縞柄を持つ、庶民の暮らしに欠かせない織物です。

静岡県湖西市出身で、トヨタの創業者として知られる豊田佐吉氏が発明した自動織機によって、浜松の繊維産業は大きく発展しました。

また、染色・絵画作家による、着物をキャンバスに見立てて絵を染め上げるライブペイントでは、その大胆な筆さばきにじっと見入ってしまいました。

半幅帯に描かれたサメやネコなどは、手描きだからこその存在感とぬくもりがあり、自然と愛着が湧いてくることでしょう。

写真と、旅と、何か。
巡り会う瞬きを求め、
いつものカメラを手に、旅に出る。

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